早瀬浦 - 三宅彦右衛門酒造 hayaseura-miyakehikouemonshuzou
まぼろしの「浦底」を手に入れられるか?
早瀬浦 – 三宅彦右衛門酒造
創業1718(享保3)年の老舗蔵、三宅彦右衛門酒造。
若狭湾に面し、日本海と三方五湖に囲まれた漁港町”早瀬”で約300年、お酒を造り続けています。福井を代表する名酒「早瀬浦」の酒蔵として全国からファンが訪れます。
蔵内に湧き出る井戸水はミネラルが豊富で醸造に向いている発酵力の強い仕込水(発酵を助ける)になります。その為しっかりと味がのった辛口の酒が醸され、全体的にスッキリしながらも力強いお酒になります。
早瀬浦が男酒と言われる所以かもしれません。
その中でも、地元でもなかなか手に入らないと言われる季節限定の『早瀬浦 純米滓酒 “浦底”』がファンの間では大人気です。
淡いブルーの瓶に白いオリが絡み、ラベルには波しぶきの上を鯛が飛び跳ねる様が描かれ、早瀬浦から望む冬の日本海をイメージさせる一本です。
浦底とは、純米系(純米酒・純米吟醸酒・純米大吟醸)のオリをタンクの底から集めて純米酒のしぼりたての上澄み酒とともに瓶詰めしたお酒です。
寒造りだからこその旨みがあり、毎年2月から3月にかけて少量だけの限定販売という貴重なお酒です。
オススメの呑みかたとしては、最初は上澄みだけを飲んで、滑らかな辛口の風味を楽しんでみてください。次に、軽くグラスをふってオリを混ぜてから飲むと、まろやかさが口中に広がり、さらに違った風味で美味しくいただけます。
若狭の美しい空気と水で造られたお酒を飲むと、造り手の表情が浮かび、その土地の風土を感じます。
全国どこでも楽しめるとはいえ、やはりその地のお酒はその地の空気と一緒にいただくことが、最高に美味しい飲み方だと思います。
ぜひ美浜に来てまぼろしの『早瀬浦 浦底』を呑んでみてください!
早瀬浦 - 三宅彦右衛門酒造
■お問い合わせ
三宅彦右衛門酒造(有)
〒919-1124 福井県三方郡美浜町早瀬21−7
TEL:0770-32-0303